私名義の借金
夫が飲食店を始めた。結果から言うと、1年も経たずに辞めた。
開業前からわかっていたことだけど、借金は私名義で今でも返済は続いている。
当時は、アパート経営で貯めたお金があった。
まあ、大きな余裕はないけど、
「何かあっても少しは耐えられる」
そう思えるくらいの残高はあった。
私の甘さ、試算を信じていれば…
夫は新卒で入った会社でトップ営業マンだったのに、会社の方針に嫌気がさしたのか突然「飲食店をやりたい。」と言い出した。
私は、試算をした数字の手残り額を見て、「とてもじゃないけど、会社を辞めてまでやるものではないよ。」とアドバイスした。
それでも夫は「大丈夫だよ。」と。
今思えば、大丈夫の根拠をちゃんと聞いておけばよかった。私が甘かった。
でも、やはり数字(試算)は嘘をつかなかった。
飲食店を始めてから、そのお金がドカンドカンと出ていった。
設備費、初期費用、物価上昇、想定外の出費。
気付いたら、アパート2棟分の通帳、どちらも残高が100万円を切っていた。
「あの時もっと強く止めていればよかった。どうしよう。私も仕事を辞めて、飲食店を手伝っているし、もうお金がなくなってしまう。」
その時の目の前が暗くなった感覚は今でも忘れない。
後悔しても始まらない
あの時私は、夫の夢を叶えてあげたい、と思ってしまっていた。
そして、夫から頼まれてもいないのに、物件を探したり借入れを工面したり、本当にどうかしていた。
「やりたいなら自分で行動すべき、店舗のこと機材のこと経理関係のこと、自分でやらなければいけないよ。」と夫にすべてを任せればよかった。
まあ、後悔しても始まらないし、前向きに考えれば返せないレベルでの借金ではない。
高級車を1台買ったと思って生きよう!と思うことにした。
2025年金利上昇、借金返済
経営しているアパートは、ずっと黒字が続いていたけど、アパートの返済は止まらないし、飲食店の借金もなくならない。
2025年春、銀行から金利があがる連絡があり、断る選択肢なんてなくて、11月から金利は上がって返済の中身は苦しくなっている。
「アパート経営をしていれば安心。」
そんな言葉をあの頃の自分に言われたら、たぶん少し笑ってしまうと思う。
これは反省文でも誰かを責めたい話でもない。
ただ、不動産で積み上げたものが、別な理由で簡単に削れていくこともある。という記録。
今の私は、その状態のまま、返済を続けている。
このブログは上手くいった話より、こういう現実を書いていくつもり。

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